本と煙草

この二つの共通点は
「時間つぶしのツールになること」。

そのことに気付いたのは
25歳のとき……
ADをやってたときのことだったんですけど

ある日、収録前に
急いでお昼ごはんを取らないといけなかったんですね。
で、とあるファミレスに入ったんですけど
そこ、お昼時で「禁煙席しか空いてません」と。
私がいた会社、喫煙率がものすごく高くて
（最初は煙草を吸わない人も、辞めるころには
すっかり吸うようになっているという……
ちなみに、当時最後まで喫煙者にならなかったのは
私ともう1〜2人だけだったと思う）
普段だったら、絶対に禁煙席なんて座らないんですけど
そのときは収録があったから
やむをえず禁煙席に座ったんですね。

そうしたら、私以外の人たちが
もう、みんな、ずっといらいらいらいらしているわけですよ。

煙草を吸えないことそのものもストレスらしいけど
煙草がないと、食事が来るまでの時間をつぶせない、
っていうのも、ストレスらしいんですね。

それを聞いて「なるほどー」と。

私、よく一人で
ファストフードにもファミレスにも
吉牛にも行くんですけど
これには条件があって

絶対に、何か「読むもの」があること。

ないと、たしかに時間をつぶせないの。
で、いらいらいらいらするわけですよ。
だから、一人ごはんのとき
「本」「雑誌」は必須アイテムなんですけど。

だから、一人でファミレスに入って
携帯電話をちょちょっといじる程度で
あとはぼーっとしていられる人って
ある意味、すごいなぁと。
私には無理。絶対に無理だもんなぁ。


……という話を、なぜ
今、書いているかというと
今日、病院でものすごく待たされたからです。
もちろん、本を読んでいたから
それほど時間は気にならなかったんだけど
結局、2時間半くらい待ったのかな。
ほんと、混雑してるよなぁ、整形外科って……。