大学生になりそびれた話

私、高卒なんですよ。

高卒→公務員→いろいろ転職→今…

ってかんじなんですね。

でも、最初から「高卒→公務員」を目指してたわけじゃなくて
むしろ大学生になりたくて、大学受験してるんですよ。
O芸大とN大（芸術学部）なんですけど。
ただ、その両方とも落ちてしまって
滑り止めで受けてた公務員試験（国家3種）に運良く合格したので
やむを得ず公務員になった…っていうね。

大学受験のエピソードはいろいろあるんですが
Ｎ大のときは、私１人で青森から上京して受験したんですね。
当時のＮ大の芸術学部は、１次が筆記試験で２次が実技試験。
２次は、もちろん１次の合格者が受けられるんですが
１次の合格発表が、受験の（たしか）１週間後で、
さらに発表翌日すぐに２次試験があるっていう
地方からきた人間にはまったく優しくない方式でして。
しかも、合否は現地に行って確認しなければいけないので
試験後１週間、ダラダラと東京で待機しなければいけなかったんです。

で、その退屈な待機期間に、ふと「鎌倉に行こう！」と思い立って
ガイドブックを買って、ふらふらと鎌倉に出かけたんですね。

そのとき「瑞泉寺」というお寺に立ち寄ったのですが
ちょうど梅が咲いていまして。
瑞泉寺って天然記念物の黄色い梅があるんですよね。
その梅を眺めながら

「うわー、本当に黄色だー」とか「梅って2月に咲くんだー」とか。

そんなふうに感じた「18歳の春」を
毎年、梅の季節になるたびに思い出したりします。


ちなみに、上記の写真は鎌倉の瑞泉寺ではなく
湯島天神のもの。
たぶん、今年の湯島天神の梅は、
これからが見ごろなんじゃないかと思います。


※以下、拍手コメントのお返事です。

反転してください。

★shobunoさん
おお！仲間ですね！
あれ、なかなかおいしいですよね。
機会があれば、他のコンビニのもチェックしてみたいです。